誰でもわかる!チーズの分類を簡単解説


みなさんは、生まれてきてから今まで何種類のチーズを食べたことがありますか?筆者はせいぜい3種類か4種類程度だと思っています(料理に使われているのを含めるともっと多いのでしょうけれど)。

世の中にはたくさんの種類のチーズがありますが、名前は聞いたことあるけど、実際はどんなチーズなのか知らないっていうもの、結構多くないですか?今回はチーズがどういう分類で分けられ、どういう違いがあるのかについて簡単に解説します。

はてなぎ

スティックチーズ、スライスチーズ、チーズフォンデュ、チーズタッカルビ

つぐま

うん、はてなぎちゃんがいっているのはチーズの使い方や形のほうだよね

はてなぎ

え?違うの?

つぐま

今回のチーズの種類っていうのは、リコッタチーズとかモッツアレラとかだよ

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チーズは大きく分けると2種類!

冒頭でもいいましたが、チーズは細かくわけると本当にたくさんの種類があります。しかし、大別した場合は2種類にわけられます。「ナチュラルチーズ」と呼ばれるものと「プロセスチーズ」と呼ばれるものです。

ナチュラルチーズ

「ナチュラルチーズ」は、加熱処理されていないチーズです。原料は乳で、発酵させ酵素によって凝固させてさせたもののことをいいます。

ナチュラルチーズはさらに7種類に分類され、細かく分けると1000種類ものチーズがあるといわれていますが、どこかの美しいあの方のように、すべてを紹介したくてもできないので代表的なものを紹介します。

フレッシュチーズ

熟成させないタイプのチーズで水分を多く含んでいます。作りたての新鮮さを味わうことができ、クセがほとんどなく食べやすいのが特徴です。非常に柔らかくて、料理やお菓子作りに使われることが多いです。

「クリームチーズ」や「リコッタ」、「モッツアレラチーズ」などが有名です。このあたりは食べたことがあるという方も多いのではないでしょうか?

セミハードチーズ

フレッシュチーズをプレスして、水分を一部抜いたチーズです。比較的硬くて保存性が高く、こちらもくせがなくて食べやすいです。「チェダーチーズ」、「ゴーダチーズ」が有名です。ピザやグラタン、サンドイッチに使われていたりしますね。

ハードチーズ

セミハードよりもさらにプレスされたもので、水分量ももっと少なくなっています。ハードといわれるだけあり、非常に硬く濃厚で、一つ一つが大きくて重量のあるチーズです。

どっしりとした大きなチーズ、テレビで見たことありませんか? 筆者は小さいころ、あれを見ると何かわからないワクワクを感じていました。

チーズフォンデュで使われる「エメンタール」が有名ですね。チーズフォンデュって結構色んなものをつけて食べますが、「これにつけてみたらおいしかったよー」っていうのがあったら、是非教えてくださいね。

白カビチーズ(ホワイトチーズ)

でました、白カビ。チーズの表面に白カビを繁殖させ、熟成させたもののことをいいます。初めて聞いたとき、「え!カビを食べるの?」って驚きませんでしたか?

ちなみに、白カビチーズといわれていますが、アオカビ属のカビなので実際は青カビと種類は同じです。アオカビ属=青色というわけではないようです。特に有名なのは「カマンベールチーズ」ですね。白カビチーズは、たまに料理に使うこともありますが、基本的にはそのまま食べます。

青カビチーズ(ブルーチーズ)

こちらもカビで有名なチーズで、ブルーチーズという名前はみなさん聞いたことあるんじゃないでしょうか? 

青カビチーズは白カビと違い、内部にカビを繁殖させます。その分見た目は白カビよりも、インパクトがありますよね。独特の香りがあり、クセも強いため好みがわかれるチーズですね。

青カビチーズで有名といえば「ゴルゴンゾーラ」ですね。ゴルゴンゾーラを使ったクリームパスタはよく聞きますね。

ウォッシュチーズ

熟成させていく過程で、色んな液体を定期的に吹き付けて作られるチーズです。チーズの表面についている菌で熟成させます。匂いが非常に強いため、好きな人はすごく好き!ってタイプのチーズですね。

「ドリアン」とか「くさや」、「シュールストレミング」とかにシンパシーを感じますね。「エポワス」「ポン・レヴェック」というような種類のチーズがあるようです。筆者も実物はみたことがありません。

シェーブルチーズ

7種類目の最後は山羊の乳で作られるチーズです。シェーブルとはフランス語で山羊のことをさし、山羊の乳は牛乳よりもクセが強く独特の風味があるようです。

「サントモール・ド・トゥレーヌ」、「ヴァランセ」、「セル・シュール・シェール」というような、いかにもフランス的な感じの名前をした、フランス原産のチーズがあるようです。

プロセスチーズ

チーズを大別したとき、2種類のうちのもう一つが「プロセスチーズ」です。もともとはナチュラルチーズなのですが、それを加熱処理して菌を殺し、熟成を止めているチーズです。熟成が進まないため、保存性が高いのが特徴です。

日本では、「ゴーダチーズ」や「チェダーチーズ」が原料に使われていることが多いです。かの有名な6Pチーズがこの「プロセスチーズ」にあたります。

はてなぎ

同じチーズでもこれだけの種類にわけられているんだね

つぐま

それぞれの分類の中に、たくさんの種類があるから1000種類もあるんだね

はてなぎ

ここで出てきたチーズはどんな味がするのか、全部一度食べてみたいね

つぐま

チーズ好きの人は、これだけたくさん種類があるからそれぞれを味を楽しんでいるのかもしれないね

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まとめ

  • チーズは大別すると「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」にわけられる
  • 「ナチュラルチーズ」は、加熱処理されていないチーズで、その中でもさらに「フレッシュ」「セミハード」「ハード」「白カビ」「青カビ」「ウォッシュ」「シェーブル」の7種類にわけられる
  • 「プロセスチーズ」は「ナチュラルチーズ」を加熱処理し、熟成が止まっているため保存がきく

今回はチーズの分類について調べてみました。

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