初めていった場所でも、地図を頼りに目的地へ迷いなくたどり着ける人もいます。
しかし、その反対に2,3回程度では道を覚えられず、地図を見ながら進んでも目的地になかなかたどり着けない人もいます。
この差はどこからくるのでしょうか?
今回は「方向音痴」の人にとってのあるあるや対処法について解説します。
あれ、ここはどこだろ
あ、つぐまさんこんにちはー
はてなぎちゃん、ちょうどいいところに
どうしたの?
さっきから草子さんの寝床を探してるんだけど全然見つからなくて
え?くーちゃんの家は今つぐまさんが歩いてきた方向にあるよ?
うぅ…、僕すごい方向音痴なんだ
えークマなのに!?でも方向音痴ってどうしてなっちゃうんだろう
方向音痴とは?
「方向音痴」とは自分のいる位置や方角を正しく把握できず、方向の感覚が鈍い人のことをいいます。
場所を聞かれても、まったく違うところを指さす人や同じところに行くのに一人ではなかなかいけるようにならない人も「方向音痴」といわれます。
かくいう筆者もその一人で、地図がしっかりと把握できず、1度通った道でも同じ道をなかなかたどれないため苦労しています。
ただ、なぜか間違っていても自信満々に歩くので逆に迷惑をかけることもあったりします。
つぐまさんも大変なんだね
でも方向音痴の人ってどういう原因でそうなっちゃんだろう
僕も自分のためにも調べてみよう
方向音痴になる原因
方向音痴になる原因は、空間や位置関係の処理がうまくいっていないからだと考えられています。
また空間能力といわれる、空間を把握する能力が低いと方向音痴になりやすいです。
どこにどんな建物が建っているのか等、目印になるものに対する興味が薄かったり意識をしていないことが多いです。
そのため、頭の中に地図が作られることがないのでいつまでたっても道が覚えられないのです。
たしかに、目印なんて考えて動いてなかったよ
でもここって森だから木しかないよね
!?
方向音痴の対処法
建物を記憶に結び付ける
まず、最も簡単にできることは周りの建物をしっかりとみて歩くことです。
そしてただ見るだけでなく記憶に結び付けることが大事です。
例えば、「あのお店は店舗の色が派手だなぁ」とか「今度、この店に~を買いにこよう」とかそういった気持ちや感想が記憶と結びつき、頭の中の地図にインプットされます。
方向音痴の人がよくやる間違いに移動したり変わってしまうものを目印にしてしまう傾向があります。
それをしてしまうと、次に来たときにはその目印はなくなってしまいますよね。
動かない大きなものを目印にする癖をつけるようにしましょう。
できるだけ簡単な道を通る
もう一つは、大通りのようにできるだけ曲がる必要のないわかりやすい道順を知ることです。
たしかに裏路地や、近道等、最短のルートを進みたくなる気持ちはわかります。
しかし、そういう道は何度も曲がることになり記憶をすることが大変です。
一番早い道で行こうとしたつもりが結局迷ってしまい、大通りで行くより時間がかかってしまったとなると本末転倒です。
急がば回れっていうやつですね。
そして、方向音痴によくある変に自信があるパターンを回避することです。
思い込みでどんどん進まず、間違っているかもと感じたら一度わかる道まで引き返しましょう。
そうか、動かない大きなものを目印にすればいいのか
大きなものといえば…
でもここって森だから木しかないよね
!?
まとめ
- 「方向音痴」とは自分のいる位置や方角を正しく把握できず、方向の感覚が鈍い人のこと
- 原因は、空間の把握能力の低さと「目印」への興味の薄さ
- 対処法は、動かない大きなものを記憶と結びつけて覚え、できるだけ簡単な道を通るようにし、間違えていると感じたら引き返すようにすること
今回は方向音痴について調べてみました。
その他にも、色々な日常の疑問を解説していますので、興味のある方やお時間の許す方はこちらの「ハテナと疑問」へどうぞ。