右翼と左翼とは-誰でもわかる!簡単解説-

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右と左

「右翼」と「左翼」、テレビやネットの世界でたまに耳にする言葉です。

どういうものか気になるのになんとなく少し人には聞きにくいテーマですよね。
今回は、主観ではなく客観的な内容で解説していきます。

つぐま
つぐま

今回はある人物から届いたお便りだよ

はてなぎ
はてなぎ

お便りが届いたの?珍しいね

つぐま
つぐま

うん、実はツイッターでは募集してたんだけどね

はてなぎ
はてなぎ

どんな内容?

「はじめまして、グラスキッズです。私が前から気になっていた「右翼」と「左翼」について調べていただきたいです。」

はてなぎ
はてなぎ

右翼と左翼?

つぐま
つぐま

うん、政治の世界にはそういう言葉があるんだよ

はてなぎ
はてなぎ

なんだか難しそう

つぐま
つぐま

そうだね、でもせっかくのお便りだから少しだけ調べてみようか

……グラスキッズ、草の子ども…

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「右翼」「左翼」の言葉の由来とフランス革命

フランス革命が起こったバスティーユ広場

よく、テレビ等で「右翼」、「左翼」って言葉を耳にしますよね。
でもそれってどういう意味なんでしょう?

その意味を知るためには1789年まで時が遡ります。
当時のフランスでは、王や貴族が優雅な暮らしをするために市民に対して重税を課していました。
そんな状態は市民にとって許せるはずもなく、王や貴族に対して市民の怒りが爆発、市民の意見も通るように議会を設立させて新しい憲法を作ることになります。

それを「フランス革命」と呼びます。

そのときの議会の席の座り方で「右翼」、「左翼」という言葉が生まれることになりました。

はてなぎ
はてなぎ

席の座り方?

つぐま
つぐま

うん、議長を中心に右側に現状維持を望む王様や貴族が、

左側に現状を変えたいと思う市民たちが座って議論をかわしたんだ

現状維持を望むということは、保守的な考え方=右側に座っていた貴族「右翼」
現状を変えたいと望むということは革新的な考え方=左側に座っていた市民「左翼」と呼ばれるようになりました。
生活そのものが違う貴族たちと市民には主義・主張に大きな隔たりがあったというわけですね。

はてなぎ
はてなぎ

でもそれって昔のことだよね?今も同じような意味なの?

つぐま
つぐま

うーん、実はそこがかなり難しいところなんだよ

国や時代で考え方って大きく変わるからね

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日本における右翼と左翼

国会議事堂

現在の日本でも「右翼」、「左翼」という言葉は使われます。
よくいわれるのは「右翼」=日本の伝統を守ろう!(保守)、「左翼」=日本の伝統は古い、新しく変えてよりより国にしよう!(革新)というものです。

今までの考え方を大切にするという主張と、新しいものを取り入れていこうという主張は当時と大きく変わってはいないのですが、考え方というのは時代によって大きく変わるため具体的には説明することが難しいのです。

ちなみにどちらの考えでもない人たちのことを中間の考え方ということで「中道」と呼ぶそうです。

はてなぎ
はてなぎ

やっぱりちょっと難しいね

つぐま
つぐま

日本の伝統っていうのも、人によってとらえ方は違うからね

憲法一つとっても過去に日本で作られた「大日本帝国憲法」を日本の独自の憲法ととらえる人もいれば、第二次世界大戦の後アメリカによって作られた「日本国憲法」を日本の憲法と考える人もいるから憲法改正一つとっても改正することが保守なのか、改正しないことが保守なのかってなってくるんだよ

主義・主張というのは人それぞれ持っていて、人それぞれによって違うものです。
何を守ろうとするか、何を変えようとするかという気持ちを持つことは誰にでも許される権利だと思います。

ただし、個人的な意見で恐縮ですが、無理やり人に押し付けるような主義・主張はお互いにとっていい結果は生まないと思います。

つぐま
つぐま

少し抽象的な内容になってしまったかもしれませんがこれが僕たちが調べた「右翼」「左翼」の内容になります

はてなぎ
はてなぎ

もっと具体的なことを知りたくなったら色んな本を読んでみようかな

つぐま
つぐま

うん、それも一つの方法かもね

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まとめ

  • もともとの由来はフランス革命の際に行われた議会の席の座り方
  • 「右翼」は現状維持を望む人たち=保守、「左翼」は変革を望む人たち=革新
  • 時代や国によって、何を保守と呼び、何を革新と呼ぶかは変化している

今回は右翼と左翼について調べてみました。

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