タオルがパリパリになる理由と対策-誰でもわかる!簡単解説-


購入したときはふわふわのタオル、ずっと気持ちよく使っていたいですよね。

でも洗濯を続けていくとふわふわだったタオルもパリパリ、ゴワゴワになってしまうことってありませんか?

それを防ぐために柔軟剤を使っているのにどうして?と思うこともあると思います。

今回は、その理由と対処策について解説します。

はてなぎ

洗濯って大変

つぐま

そういえばはてなぎちゃん、たまに草子さんの洗濯物持って帰ってるね

はてなぎ

うん、森の中だと洗濯するのも手洗いしかできないからね

でもせっかく洗濯してもタオルがパリパリになっちゃうんだ

つぐま

それはたしかに悲しいね

じゃあ今回は、どうしてパリパリになっちゃうか調べてみようか

はてなぎ

うん!ありがとう!

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パリパリになる理由

対策の前に、どうしてパリパリになるかについてを見ていきましょう。

「私は対策が知りたい」という方はここより少し上のほうにある見出しから対策の項目を選んでいただければこの項目をスキップできますのでよろしければご利用ください。

パリパリになる理由は、実はいくつかあります。順番に見ていきましょう。

ドラム式洗濯機を使用している

ドラム式洗濯機、最近流行ってますよね。
水道代が安くなったり、乾燥機能が優れていたりと便利でメリットが多いため利用している人もたくさんいると思います。

でも、実はタオルのふわふわを求める方にとってはデメリットになるのです。

そもそもドラム式の洗濯機は、縦型と呼ばれる以前までの洗濯機と洗濯の仕方そのものが違います。

縦型の洗濯機は、水流によるもみ洗いをしていました。
ドラム式の洗濯機は、もみ洗いもしますがドラムの回転によるたたき洗いが基本となります。

実はそれが原因でパリパリになってしまうのですが、どうしてたたき洗いだとダメなのでしょうか?

そもそもタオルがパリパリになる理由は、タオルのつくりにあります。

タオルをよく見ていただければわかりますが、ループと呼ばれるわっかが並んでいます。

そのループが立っているときはふわふわで倒れているときはパリパリになります。

では立っているループをたたくとどうなるでしょうか。

イメージしていただければわかると思いますが倒れちゃいますよね。

そう!それが原因なのです。

ドラム式の洗い方に一つの原因があるということですね。

え?じゃあドラム式を使っていたらどうしたらいいの?という方は後程の対策の項目をご覧ください。

自然乾燥をしている上に乾燥させすぎ

洗濯物ってお天気のいい日に外干しすると気持ちいいですよね。
特に夏場は乾くのも早いしいうことなし!といいたいところですがタオルに関しては実は少し考え物なのです。

実は、タオルは自然乾燥させるとパリパリになりやすいです(特に長時間)。

その理由は、繊維はある程度水分を含んでいるほうが少し吸水率は悪くなるものの状態そのものはよくなります。

夏場や乾燥がひどい冬場に自然乾燥させると、繊維の中の水分がすべて乾いてしまうのです。

そうすると、タオルはパリパリになってしまいます。

柔軟剤の入れすぎ

柔軟剤は洗濯物の仕上がりをふんわりさせる効果があります。

しかし、何事も過ぎたるは及ばざるがごとし(やりすぎ注意)です。

いくらふんわりさせたいからといって使用基準以上の柔軟剤を使うのはNGです。
そもそも柔軟剤は、繊維の周りを薄い油で覆うことで滑らかにする性質のものです。
そのため、タオルをフワフワにする直接的な効果はほとんどありません。

その上、量が多くなりすぎると今度は水分をはじかなくなるのです。
吸水率はあがる、油によるべたつきがでる等、タオルにとっていいことは何一つありません。

さらに柔軟剤は洗濯のたび蓄積されていきます。
すると今度はその性質上、洗剤の邪魔をし始めるのです。
そうなれば汚れが落ちにくくなるため、その汚れのせいでさらにタオルが固くなってしまうのです。

そのため、購入したばかりのタオルに柔軟剤は特に必要ではなく、10回の洗濯に1回程度で十分なのです。

もちろん、これはタオルだけ分けて洗濯する場合の話になりますが。

洗剤が残っている

これもドラム式の洗濯機でよく起こる原因の一つです。

最近の洗濯機は優秀なため、水の量が少なめでもキレイになります。
さらに節水機能がついている洗濯機もあります。
水道代という面でみれば、とてもエコでいい機能ですよね。

しかし、キレイにしたいという思いから洗剤を多めにいれてしまうと、この水の量が少ないというのが原因で洗剤がキレイに洗い落ちずに残ってしまうのです。

それがループの立ち上がりを阻害するためパリパリになってしまいます。

 

はてなぎ

あぁぁ、なんか全部やってる気がするー

つぐま

それは大変、調べてみてよかったね

はてなぎ

とりあえず、次からは全部気を付けよう

フワフワにする方法はないの?

つぐま

じゃあ次はフワフワにする対策について見ていこうか

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パリパリ対策(フワフワにする方法)

ここまでは、原因について見てきましたがここからは対策について見てきましょう。

対策については、原因と対になっているものも多いのでこちらも順番に見ていきましょう。

ドラム式洗濯機の場合、乾燥機を使う

原因の項目で、ドラム式洗濯機の洗い方に問題があるとありましたが、ドラム式洗濯機には乾燥機がついています。この乾燥機がタオルのフワフワに一役かってくれるのです。

そもそもドラム式洗濯機は乾燥機を使うこと前提で作られています。
乾燥機を使うことで、タオルは自然乾燥させるよりフワフワになります。

乾燥させきる必要はなく、30分程度だけ乾燥させて後は干してもかまいません。
乾燥機で乾かし切ったほうがよりフワフワになりますけどね。

また、乾燥機にかけた後、洗濯機の中にいれっぱなしもよくありません。できるだけすぐに取り出すようにしましょう。

干す前に10回~20回程度振る

タオルは洗濯機から取り出した後、10回程度振りましょう。
振ることで、ループに風が送られることになり立ち上がります。

そのまま干すと、ループが寝たまま乾燥することになってしまうためパリパリになってしまうのです。

んでもひと手間が非常に大切ということですね。

洗濯の際の水量を増やす

洗濯の際、普段は節水している方はタオルを洗う時だけでも、水量を増やしてみてください。

洗剤も汚れもしっかりと落ちてくれるためゴワゴワになりにくくなります。

畳み方を変えてみる

みなさんはタオルをどうやって畳んでいますか?

四角く畳んでいる人が多いのではないでしょうか?

実はタオルは、丸めて立てておいたほうがフワフワ感が残ります。
畳むとループが倒れてしまうのです。
収納スペースがあるならタオルは丸めて立たせておきましょう。

タオルと衣類は別々に洗う(洗濯ネットを使う)

実はこれが一番大変ではないでしょうか。

タオルをフワフワにしたい場合、タオルはタオルだけで洗うほうが間違いなく対策を取りやすいです。

でも、分けて洗うなんて時間がなくて無理という方はタオルを洗濯ネットにいれましょう。
そうすることで、衣類とのこすれで発生する繊維(ループ)の崩れをある程度防ぐことができます。

その場合、理想をいえば1枚1枚別の洗濯ネットに入れることではあるのですがそれはそれで大変ですよね。

タオルをフワフワにする方法をいくつか紹介しました。

しかし、これはタオルのループがしっかりと残っている場合です。
ねじれてしまっていたり、ちぎれてしまっている場合は思うような効果は発揮されません。
その点だけはご注意くださいね。

はてなぎ

ありがとう、つぐまさん

今度洗濯するときためしてみるね!

つぐま

お役に立ててよかったよ

でもタオル一つとっても手入れの仕方が色々あることがわかったね

はてなぎ

こういう生活の知識ってもっと知りたいな

つぐま

うん、また気になるテーマが見つかればまとめるから待っててね

はてなぎ

はーい

使い込むほどふっくらと♪【育てるタオル】

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まとめ

  • パリパリになる理由は、「ドラム式洗濯機を使っている」「自然乾燥させている(特に長時間)」「柔軟剤や洗剤を入れすぎており、水量が少ない」
  • フワフワにする方法は「ドラム式洗濯機の場合は乾燥機も使用する」「干す前に10回程度振る」「選択の際水量を増やす」「畳まず丸めて立てておく」
  • そもそもパリパリ、フワフワの原因はタオルのループ(わっか)のためループがねじれたり切れている場合は効果がない

今回は、タオルがパリパリになる原因とフワフワにする対策についてまとめてみました。

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