蚊に刺されるとかゆくなる理由とその対策-誰でもわかる!簡単解説-


夏場になると、必ず現れほぼすべての人をかゆみで不快にさせるであろう蚊。
不快にさせる理由はかゆみ以外にもいくつかありますが、おそらくそれが一番の原因でしょう。

寝ている時に耳元を飛ばれるほうがイヤ?
もし、蚊が人を刺す虫ではなく無害であればそこまで嫌悪しないんじゃないかと筆者は感じます。

というわけで、今回は蚊に刺されるとどうしてかゆみが発生するのかについて解説します。

はてなぎ

なんか話をしてるだけでかゆくなってきた

つぐま

あの音、姿を想像するとかゆくなってくるよね

はてなぎ

刺されるのもイヤだけど、せめてかゆくならなかったらなぁ

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蚊に血を吸われていることに気づかない理由

そもそも蚊は、どうやって人間に気づかれることなく血を吸っているのでしょうか。
たとえ、蚊のような小さな虫であっても刺されるときには少しは痛みを感じそうなものですし、血を吸われていれば少しの違和感を感じるはずです。

その答えはまず、蚊の口は血を吸うためのストロー上の針の周りにのこぎりのようなギザギザの針がついています。
そのギザギザの針を交互に刺しながら皮膚を突き進みます。

そのギザギザの針があまりにも細いため、人が痛いと感じる痛点すら避けることができるのです。

補足になりますが、最近蚊の口針を元に痛みをできるだけ少なくする注射針が開発されたほどです。

次に血を吸われている時に気づかないのは、針を刺したあと血を吸う前に感覚をなくさせる麻酔のような役目と、吸っている間に血が固まらないようにする作用を持つ唾液を注入しているためです。

麻酔をされることで、吸われている部分の感覚がなくなるわけですね。

また、気づかない理由とは関係ありませんが、血が固まらないようにする成分を注入するのには次のような理由があります。

けがをしたときのことを想像してもらえればわかると思いますが、血は血管から出るとすぐに固まるような仕組みになっています。
そのため、この唾液がなければ蚊は吸っている血が途中で固まってしまい、血を吸うことができなくなるでしょう。

このように、蚊には人からステルス状態で血を吸える仕組みがそろっているのです。
では、本題になりますがどうして蚊に刺されるとかゆくなるのでしょうか。

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蚊に刺されるとかゆみが発生する理由

蚊は血を吸う時に、麻酔の役目と血を固まらせない役目を持つ唾液を注入するということはお伝えしました。

実は、その唾液がキーポイントです

人間には、自分にとって異物になるものが体に入ってきたときにアレルギー反応が起こります。
その時にヒスタミンという成分を生成します。
このヒスタミンがかゆみの原因なのです。
蚊の唾液に含まれている成分が、体に入ることでアレルギー反応を起こし赤くなったり、ふくらんだり、かゆくなったりするのです。

蚊が満足するまで血を吸えば注入した唾液も吸い出していくためかゆくなりにくいという話を筆者はかなり前に聞いたことがあるのですが、調べてみると蚊が満足するまで吸えばかゆくならないのであれば、寝ている時に血を吸われたときにかゆくなるのは道理に合わないという話がありました。
どうやら迷信だったようですね。

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はてなぎ

なんか過去の思い出話が入ったね

つぐま

時代が立つにつれ、正しいこととそうでないことが変化していくのが世の常なのさ

はてなぎ

科学の進歩ってやつだね

つぐま

どうしてかゆくなるかについてはわかった?はてなぎちゃん

はてなぎ

うん、わかったよ

でも刺されてしまったらかゆみを和らげる方法ってないのかな

つぐま

じゃあ次は刺されてしまったときにやっていいこととよくないことについてみていこうか

はてなぎ

はーい

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蚊に刺されてしまったら

もし、蚊に刺されてしまって自分がかゆいことに気づいてしまったらどうすればいいのでしょうか。
人によっていろんな対策をされていると思います。

かゆいところをとりあえず我慢できなくてかく人、かまれたところを爪でバッテンする人、かゆみ止めをぬる人、流水で冷やす人などですね。
順番に効果があるのか見ていきましょう。

かまれたところをかく

なんとなく、みなさんこれに関しては体験的にご存知ではないでしょうか。

もちろんかいてもかいてもかゆみはとまりません。
そのときは気持ちいいと感じてしまうのでかきたくなるのはわかりますがおすすめしません。

その理由は、かいてしまうことでヒスタミンがさらに生成されてしまうのです。
気持ちいからかく、ヒスタミンが生成されるためさらにかゆくなる、またかくと最悪の負のスパイラルが発生してしまうというわけですね。

ひとときの快楽に身を滅ぼさないように気をつけましょう。

かゆいところに爪でバッテン

小さいときに一度はしたことがありませんか?
蚊にさされたところを爪でバッテンのかたを作ってやりすごそうとしたこと。
実はこれもかゆみをおさえるという意味ではまったくおすすめできません。

バッテンをつくることも、かくことと同じでヒスタミンをさらに生成してしまう可能性があります。

こちらも負のスパイラルが発生してしまうためバッテンで落ち着いたつもりになるのはやめたほうがいいでしょう。

かゆみ止めをぬる

蚊に刺されたときの対処法として最も有効であるといえるのがこの方法です。

特に抗ヒスタミンという成分が入っているかゆみ止めをおすすめします。
かゆくなっている原因のヒスタミンを抑えることができるので、非常に効果的です。

水や氷で冷やす

近くにかゆみ止めがないときは、水や氷で冷やしましょう。

一時的ではありますが、アレルギー反応が起こっている部分は熱をもちます。
その熱を冷やすことで反応を少しでも抑えることができるためです。

ただし、一時抑えることができるだけなのでかゆみが完全にとまるわけではないということに気をつけましょう。

アルカリ性の石鹸で洗う

蚊の唾液は酸性です、その酸性の唾液をアルカリ性の石鹸で中和しようという考えです。
この方法は、中和することでかゆみを抑え、さらに刺された場所を清潔にするという意味でも効果的な方法の一つです。

はてなぎ

森にはたくさん蚊がいるから、これからかゆみ止めを持ってこよう

つぐま

うん、さすがに僕でも蚊に命令することはできないからね

はてなぎ

え?じゃあ命令できる動物とかいるの?

つぐま

え?

はてなぎ

え?

まとめの前に、蚊について少し補足します。

蚊は、人のはく息に含まれる二酸化炭素や体温に反応して近づいてきます。
そのため、運動をしている人、お酒を飲んでいる人等、汗をかいていたり体温が高くなっている人のそばによく近寄ってきます。

そして、血を吸う蚊は産卵期のメスのみです。意外に感じますが蚊は普段、花の蜜を吸って生きています。
産卵をするときのみ、タンパク質が必要なため血を吸いにくるのです。子孫を残すために命がけで人間に近づいてくるわけですね。

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まとめ

  • 血を吸われているのに気が付かない理由は、蚊の口針の高度な設計と血を吸う時に注入する麻酔の効果を持つ唾液のため
  • 刺されるとかゆくなる理由は、唾液が体内に入ることでアレルギー反応をおこし、ヒスタミンという成分を体が生成するため
  • 対処法としては抗ヒスタミン剤が入っているかゆみ止めをぬるのが効果的
  • 蚊が血を吸うのは産卵期のメスのみで、普段は花の蜜を吸って生きている

今回は、蚊に刺されるとかゆくなる理由とその対策について解説しました。

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