お葬式のルールやマナー-誰でもわかる!簡単解説-


今回のテーマはお葬式です。
そんな悲しいことを考えたくはありませんが、生きている限り身近な人の死は突然やってきます。

もし、その時にお葬式のルールを知らなければ慌てることになりますよね。
今回は、少しでも慌てずにすむようにお葬式のルールやマナーについて解説します。

はてなぎ

つぐまさん、こんにちは

今回もお便りが届いているよ

つぐま

お、どんな内容かな

こんにちは、さくらんぼマンです

この前お葬式にいったときにお焼香とかのやり方がよくわからなくて…

わかりやすく教えてもらえたらありがたいです。

つぐま

お葬式に限らず、そういうことってあるよね

前の人の見様見真似でやるとか

はてなぎ

え?つぐまさんお葬式にでたことあるの?

つぐま

ううん、ないよ

今のは草子さんから聞いた話だよ

はてなぎ

そっか、びっくりしたー

でも私も今のうちに覚えておきたいな

 
つぐま

じゃあ今回はお葬式のマナーについて調べてみようか

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お葬式のマナー

お葬式にはお通夜と葬儀・告別式があります。
マナーとして気になるであろう点は、服装、香典、焼香の3点です。

服装

昔は突然の訃報で参列するという意味で平服だったようなのですが、最近では基本的にブラックスーツ・ブラックフォーマルを着ていけばいいようです。
男性であればネクタイも黒、靴下や靴も黒でそろえましょう。
ネクタイピンも含め金属類はつけないようにしましょう。

女性の場合は肌の露出を避け、黒のストッキングを着用しましょう、タイツはカジュアル扱いとなるのでダメです(素足もダメ)。
アクセサリーはパールのネックレスのみO.K.です。
理由はパールが涙の象徴といわれているためです。
ただし、二連のものは重なるという意味合いがあるのでつけてはいけません。

また、毛皮、ファー、革素材のものは殺生を連想させるので非常識と思われてしまう可能性があります。
ただし結婚指輪だけはつけていてもかまいません。

はてなぎ

なんかいろいろな決まりがあるんだね

つぐま

基本的には、派手にならないようにという配慮からきているものばかりだよ

はてなぎ

お化粧はしていいのかな?

つぐま

派手すぎず、自然なものであれば大丈夫

マニキュアや香水はつけないほうがいいみたいだね

香典

お香典は、お通夜もしくは葬儀・告別式に持っていきます。
もし、急なお通夜で用意できない場合は葬儀・告別式でもっていけば問題ありません。
ただし、お通夜で渡した金額が足りなかったかなと思い、もう一度渡すことは不幸が重なるという考えからしてはいけません。

またお香典に新札を入れるのは用意していたというイメージがあるためマナー違反です。
その場合は折り目をつけましょう。

香典袋には「薄墨」で書くのが基本です。
涙で滲んでしまったという表現のためです。
名前はフルネームで書きましょう。

金額によって香典袋も変えます。
10,000円を超えるものは実際の水引の香典袋を使用しましょう。

入れ方にもマナーがあり、裏向き(人物がかいていないほう)で入れ 2枚以上入れる場合は向きをそろえましょう 。

はてなぎ

お金の渡し方だけでもこんなにもいろんなマナーがあるの!?

つぐま

そうだね、さくらんぼマンさんが知りたいって思ったのもうなずけるね

焼香

もともとはお焼香は遺体の保存技術がなかったために遺体のにおい消しのためにも使われていたそうです。
それが理由で不浄を祓うという意味も込めて供養の一つとされていました。

そして、一番の気になるお焼香のやり方ですが仏教の宗派によって回数が違うようですが基本のやり方は同じですのでしっかり覚えておきましょう。

まず、自分の順番が来たら席を立ち焼香台の前に移動します。
遺族に一礼し、さらに焼香台に一歩近づき遺影に向かって一礼します。そして宗派ごとに決められた回数(1~3回)焼香を行い、合掌して一礼します。
最後に遺族に一礼し、自分の席に戻ります。

焼香のつまみ方は右手の親指と人差し指、中指の3本の指でつまみます。

はてなぎ

覚えるのが大変

つぐま

焼香台の前に行く、遺族に一礼、遺影に一礼、焼香、合掌して一礼、最後に遺族に一礼 この流れだよ

はてなぎ

たくさん一礼をするね

つぐま

どうしてもわからない時は周りの人たちのやり方を真似ればいいと思うよ

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まとめ

  • 服装はブラックスーツ・ブラックフォーマルで、皮製品や毛皮製品、アクセサリ(パール除く)は身に付けていかないほうがよい
  • 香典は、新札は×(折り目をつける)、香典袋には薄墨、裏向きのお札を入れる
  • 焼香は遺族に一礼、遺影に一礼、焼香、合掌して一礼、遺族に一礼の流れ

今回はお葬式の決まり事について調べてみました。

その他にも、色々な日常の疑問を解説していますので、興味のある方やお時間の許す方はこちらの「ハテナと疑問」へどうぞ。