誰でもわかる!Bluetoothとは?

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Bluetoothイヤホン

最近、ヘッドホン端子(イヤホンジャック)がないスマートフォンが販売され「どうやって音楽聞くの?」となった方もいっらっしゃるのではないでしょうか?

たしかに変換コネクタを使い、充電の端子にイヤホンをつなぐこともできます。
しかし、その場合充電をしながら音楽を聴くことができません。

そこで登場したのがBluetooth(ブルートゥース)イヤホンです。

ではBluetoothとは一体どういったものなのでしょうか?
今回はBluetoothについて解説します。(専門的な解説ではないため、どういったものか知りたいという人向けです)

はてなぎ
はてなぎ

線がないイヤホンだよね、この前くーちゃんが使ってたよ

つぐま
つぐま

うん、でもBluetoothはイヤホンだけに使われているわけじゃないんだよ

はてなぎ
はてなぎ

へー、他にどんなものに使われてるんだろう

つぐま
つぐま

じゃあ今回はBluetoothについてみていこうか

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Bluetooth(ブルートゥース)とは

Bluetoothとは、デジタル機器用の無線規格の一つです。

デジタル機器を無線を使って使用できるため、イヤホンであればコードが必要なくなります

イヤホンを使用しているときに、コードが絡まったりしてイライラしてしまうことってありますよね。
そのイライラから解放されるなんとも素敵な無線機器というわけです。

Bluetoothの規格

BluetoothにはClass(クラス)というものが存在し、1~3までのClassでわけられています。Classによって最大出力と最大通信距離が変わります。

  • Class1…最大出力100mW、最大通信距離100m
  • Class2…最大出力10mW、最大通信距離10m
  • Class3…最大出力1mW、最大通信距離1m

またイヤホンの例になりますが、大抵の種類はClass2であることが多いです。
そのため10m以内の距離であれば、ある程度障害物があっても使用することが可能です。

しかし、種類によってはClass1が利用されていることもあるので購入の際はよく確認して購入しましょう。
といってもイヤホンを10mも離れた場所聞くことはほとんどないとは思いますが。(ちなみに、Bluetoothの規格としての目標理論値は10mです。)

また無線の通信速度はWi-Fiと比べると遅いため少し遅延が発生する場合もあります。
音楽を聴いたりする分には気にする必要がない程度なので安心です。
ちなみにバージョン等にもよりますが、通信速度は最大でも24Mbpsしかでません。

補足として少し難しい話になりますがBluetoothの規格は「IEEE 802.15.1」になります。
周波数は2.4GHz帯を使用しています。
Wi-Fiも2.4GHz帯を使用することがあるため(Wi-Fiは他に5.0GHz帯、60GHz帯を使用することもある)当初はお互いに干渉して通信速度を落としてしまう可能性もありました。

しかし、現在では技術が進歩しておりそのような心配なく利用することが可能になっています。
Bluetoothが周波数ホッピング方式という方法を利用しているためですが詳しい説明は割愛します。

Bluetoothの利用

Bluetoothは、親機と子機を接続するために使います。
例えば、スマートフォン(親機)とイヤホン(子機)といった具合です。
その親機と子機を接続することを「ペアリング」といいます。

接続方法は機器によって違いはありますが、最も簡単なタイプであれば親機のBluetooth機能をオンにし、子機の電源を入れるかペアリングボタンを押すことによって親機のほうで接続することができます。

その他にもPINと呼ばれるパスキー(数字の羅列のパスワード)を利用し、お互いを接続する方法も利用されています。
無線であるため、本人以外に使用されてしまう恐れがある機器に関してはパスワードは必要ですよね。

どういったものに利用されている?

Bluetoothは近くにある、機器と機器を無線で接続するための規格です。
そのため、イヤホンに限らず様々な用途で使用されています。

以下は、使用例です。(他にも利用されています)

  • イヤホン
  • スピーカー
  • キーボード(折り畳み式でよく使われています)
  • カーナビ
  • マウス
  • デジタルカメラ
はてなぎ
はてなぎ

たくさん利用されてるんだね

つぐま
つぐま

有線で利用していた頃と比べるととても便利な世の中になったよね

はてなぎ
はてなぎ

線がないのはひっかからないからいいかも

つぐま
つぐま

(ひっかかることがあるのか…)

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Bluetoothのデメリット

非常に便利なBluetoothですが、どういったデメリットがあるのでしょうか?

デメリットとして最も最初に考えられるのは、無線を通じて情報を盗まれてしまうことです。
接続に使うPINは4桁から16桁程度まで設定できるものもありますが、だいたいのものは4桁が使用されているため解読が簡単です。

その脆弱さをつかれ、スマートフォンなどに他者が接続してメールや電話番号などの情報が盗まれてしまう危険性があります。

可能な対策としては、使っていないときは親機のBluetoothをオフにしておくことです。
そうすることによって、外出中に他者に接続される危険から回避できます。

また、これは無線機器である以上仕方がないのですが自動的に電力供給ができないため持ち運びをするタイプの機器の場合充電が必要です。
物によっては毎日充電しないといけないため、少し不便さを感じるかもしれません。

大きなスピーカー等はBluetoothを利用していも電源コードにつないで使うことが通常であるため、そういった不便さは存在しませんが。

はてなぎ
はてなぎ

情報が盗まれるのは怖い…

つぐま
つぐま

まぁ正直手間をかけて、1個人の情報を盗む人は少ないと思うけどね

はてなぎ
はてなぎ

それでも使わないときは切っておこう

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まとめ

  • Bluetooth(ブルートゥース)は無線の規格の一つ
  • 機器と機器を無線で接続するための規格、接続することをペアリングと呼ぶ
  • デジタル機器同士を無線で接続できるため、様々な場面で使用されている
  • パスワードの脆弱性により、他者に情報を盗まれる可能性があるため使用していないときはできるだけBluetoothの機能をオフにしておくことが望ましい

今回はBluetooth(ブルートゥース)について解説しました。

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