誰でもわかる!ジュレとは、簡単解説


おしゃれなお店や、おしゃれ感を出そうとしているお店のメニューで見かける「ジュレ」。「ジュレ」とはいったいどういった食べ物なのでしょうか?

メニュー表にあっても、おしゃれ感で注文して思っていたものと違った!ってなるのは悲しいですよね。と、いうわけで「ジュレ」とは何か、また「ジュレ」に関する豆知識になります。

はてなぎ

ジュレって響きがなんかおしゃれだよね

つぐま

その考え方が怖いんだよ、ハテナギちゃん

はてなぎ

そう?名前だけきいてもおいしそうだけどね

つぐま

でも、焼肉屋さんでお肉の種類の中に「ジュレ」ってあったらどうする?

はてなぎ

う、それはちょっと考えるね

つぐま

なのでどういったものか、調べてみよう

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ジュレとは

ジュレとゼリー

「ジュレ」とは牛の右ひざの部分…、ではなく一般的な飲食店のメニューに乗っている場合は、あるお菓子を指します。ぷよぷよで水分を含んだ…。

そう「ゼリー」です!

え?違う?「ジュレ」と「ゼリー」は微妙に違う?

いいえ、語源はまったく同じものなんです。もともと「ジュレ」とは「gelée」と書き、フランス語で凍らせるという動詞「geler(ジェレ)」の過去分詞系で凍らせたものという意味です。

語源はラテン語の凍る、固まるという意味を持つ「gelare(ゲラーレ)」といわれています。そしてゼリーは英語で 「jelly(ジェリー)」と書き、フランス語の「gelée」からの借用語です。ちなみに借用語というのは日本語でいう、外来語のようなものと思ってください。

一般的なジュレとは

一般には、ゲルの通称、あるいは特に水分を大量に含み一様な分散状態をとるゲルのことである。ただし多くの場合、食品について使われ、主に、

・ゲル化剤としてゼラチンを、あるいは他に寒天、ペクチンなどを使った菓子

・肉・魚類や果実を煮込んでゼラチンやペクチンを煮出した汁、あるいは、それを固めた食品


フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

みんな大好き、ウィキさんにはこうかかれていました。まぁ、これはゼリーの説明なんですけどね。結局のところ一般的にはジュレとゼリーは同じものの扱いです。

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日本におけるジュレとゼリー

近年における日本では、おしゃれ感がそうさせるのか、微妙に使い分けをしているようで、「ジュレ」は水分が多めで、トロっとした食感のゼリーのことを指すようです。逆にゼリーは少し固めのものを指すということですね。

はてなぎ

結局のところはジュレもゼリーも一緒ってことだね

つぐま

うん、元は一緒、現在は少し違う風に扱っている、って感じかな

はてなぎ

でも、今日は解説の感じがいつもと少し違うね

つぐま

うん、普段の生活でよくお世話になるウィキさんを一度引用してみたかったんだ

はてなぎ

裏事情ってやつだね

ちなみに筆者は最初「ジュレ」という言葉を見たときアイスのようなものだと勘違いしていました。語源が「凍る」であることを考えるとあながち間違ってはいなかったのかもしれませんが。

「ジュ」の部分になんとなくシャーベット感ありませんか? 

ちなみにイタリア語の「gelato(ジェラート)」も凍らせたものという意味で、こちらはシャーベットに近いアイスクリームですよね。(この辺りも厳密に言い始めると細かい違いがありますがここでは割愛します)

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まとめ

  • 「ジュレ」と「ゼリー」は一般的には同じもの(ゼリーはジュレの借用語)
  • 「ジュレ」は一般にはゲルの通称(特に水分を大量に含み一様な分散状態をとるゲル)
  • 近年の日本では、水分が多めで、トロっとした食感のゼリーのことを「ジュレ」と呼ぶ

今回はジュレについて調べてみました。

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