キャラクターに動きを出すためにポーズや仕草の描き方を実際の絵で解説

ポーズ、仕草アイキャッチ

とある絵を見たとき、漫画を読んだときに出てくる登場人物の動作、仕草やポーズで感情が伝わってくる、自分もそういう動きや情緒のある表現をしてみたいと思ったことはありませんか?

この記事では、そのような憧れを持った方に向けて、ヒントや手助けになればと実際のイラストを使って解説しようと思います。

具体的にはこの記事を読むことで下記の内容がわかります。

  • 基本的なポーズの描き方の練習方法を知れる
  • ポーズや仕草の基本的な描き方がわかる
  • より感情を乗せたポーズや仕草で表現することができる

ポーズや仕草の描き方で悩んでいる方は、是非ご一読ください。

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ポーズの描き方の練習法

クロッキーを始める

最初にお伝えするべきことはどこかで聞いたような話に感じるかもしれませんが、クロッキー*を始めることです。

*クロッキーとは
ものすごく簡単にいってしまうと速写(速く写す)のことです。
やることは写生(対象を見て描くこと)と変わりませんが、特に10分以内で描き上げてしまう写生のことをクロッキーといいます。

クロッキーは動きをとらえる練習にはもってこいです。

デッサンのように時間をかけ緻密に描き込むのではなく、いかに即興で簡略化したポーズを描けるかという技術を取得できます。

探せばクロッキーの練習サイトやyoutubeで動画はいくらでも出てくるので挑戦してみて「動きをとらえる練習」をしてみてはどうでしょう?
人体をかく基礎の部分でもあるので画力の向上も狙えます。

好きな作家さんの絵を真似して描く

次の方法としては、好きな作家さんの絵を真似して描くことです。

この手法をとるつもりなら、より動作や情緒を多く表現している作家さんを選ぶことをお勧めします。

自分が好きだと思った動きを描ける憧れの作家さんの絵を見て描く、これも効果的な練習法です。

憧れの絵の表現方法をどうやったら自分でも表現できるようになるのかを考えながら、練習すれば上達も早いでしょう。

自分をモデルにする

これはポーズの描く練習というよりバリエーションの作り方の話になりますが、自分自身または自分の身近な存在をモデルにするのも一つの手です。

「自分ならこんな気持ちを持った時、場面に出くわしたときどんな顔をしてどんなポーズや癖が出てしまうか?」を考えながら描いてみる方法です。

実際なかなか現実で漫画のようなリアクションをとることはまぁないので役者の気分で考えてみてください(笑)

また海外の映画の役者さんやアニメのキャラは非常にリアクションが富んでいるのでそちらを参考にするのもありです。

自分だけではなく知人や家族でもいいです。
その人ならどんな動きをするのか、そこから考えて自撮りしたり鏡の前で研究してみることです。

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ポーズや仕草によってキャラクターの色々な感情を表現しよう

練習方法がわかったところで、ここからは実際の絵をみながら基本となるポーズを順番に解説していきます。

表情もありきにはなってしまいますが、ポーズを付けることでより感情を深く表現することができます。

(細かい表情についての解説は別記事で解説予定です。)

驚く

驚きの説明

※「漫符」…感情や感覚を視覚化した漫画特有の記号表現

驚きのポーズ

・驚きのポーズ

人はびっくりすると思わず体が跳ねたり、驚かせた対象から離れるようにと身を引いたり構えてしまったりといった動作をとったりします。

その反射的で本能的な動作を描ければより感情の表現やキャラクターの動きにリアルさが出てくるでしょう。

怯える

怯えるの説明
怯えるポーズ

・怯えるのポーズ

怯えている人間は、目の前の恐怖の対象から少しでも自分を守ろうと体を小さく縮こませたりその結果上目遣いになったりします。

また恐怖から遠ざかりたいと手を前にし少しでも距離をとろうと構えた体勢をとります。

疲れる

疲れるの説明
疲れるポーズ

・疲れたのポーズ

体力や気力を消耗しているので姿勢が崩れたり足取りを重たげにしていたりします。重力に負けていそうなポーズをとらせるといいかもしれません。

また疲れ方にも色々表現があり、例えば人ゴミに揉まれ酔ってしまったなら、髪も服装もくたびれているように描くのもポイントです。

喜び

喜びの説明
喜びのポーズ

・喜びのポーズ

人の喜び方は様々です。

勝利に熱狂した喜びもあれば、友人との再会で心を躍らせるような喜び方、またほっこりとした幸せを感じて微笑むような喜びもあります。

感情が大きく上昇する喜びなら動作も大きく描くことでより伝わります。

応用編

仕草の応用絵

上にあげた基本の表現を応用させてみました。

「怯える+驚く」や「驚き+呆然」のように、動作を組み合わせることで表現の幅は無限に広がります。

手や肩の動きを付けることで、気持ちの表現をより豊かにすることができます。

またデフォルメされた簡易なキャラでも書き方の工夫次第で感情の表現はできますよ。

草子
草子

おい、つぐま
怒った表情してみろよ

つぐま
つぐま

それはできないよ、草子さん

草子
草子

なにぃー、私の言うことが聞けないってことか!

つぐま
つぐま

そもそもそんなアイコンが存在してないからだよ

草子
草子

まぁ作ってないからな

つぐま
つぐま

なんだろう、もやもやする

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まとめ

今回は、ポーズや仕草について簡単にまとめてみました。

ポーズや動きの表現力に説得力を持たせるには、ある程度の人体の基礎を知っていないといけません。
その部分をカバーするのがデッサンやクロッキーです。

クロッキーは速写なのでデッサンほど時間をかけずに練習ができるので是非ポーズの表現力を高めたいと思ってる人やってみてください。

またそこまで写実的に必ずしも描かないといけないわけでもありません。
描き方は人それぞれです。
デフォルメされた頭身の少ないキャラで動きやポーズを出すこともできます。

漫画なら漫符でフォローもできるのでそのやり方を覚えて自分なりの表現方法を模索してみましょう。

少しでも、参考になればと思います。

次回は「漫画やイラストの影のつけ方とその効果を実際の絵を使って解説」です。

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